金のフレーズの単語をAIで自分の仕事の例文にする。覚えにくい語だけでいい
TOEIC対策の定番『金のフレーズ』で覚えにくい単語を、ChatGPTなどのAIに自分の仕事に合わせた例文へ作り直させる方法です。音読と復習までの流れをプロンプトつきで紹介します。
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TOEICの勉強を始めたころ、いちばん足を引っ張ったのはPart5でした。解くのが遅く、正答率も低い。Part5で時間を使うので、Part6とPart7が最後まで終わりませんでした。この記事では、当時Part5をどう立て直したかと、いまならその作業のどこをAIに任せるかを紹介します。
Part5が弱いと気づいてから、学習時間の多くを文法に回しました。間違えた問題は、なぜ間違えたのかと、正解の根拠をノートに書きます。そのうえで、答えを3秒で出し、根拠を説明できるようになるまで同じ問題を解き直しました。
効果はありましたが、ノートを書く作業に時間がかかりました。解説を読んで理解するのに5分、自分の言葉でまとめるのにさらに5分。1日に10問間違えれば、それだけで1時間以上かかります。平日に30分しか取れない社会人には続けにくいやり方です。
勉強法の全体は「TOEIC510点から2か月で880点へ。独学の勉強法を、いまならAIでこう短縮する」に書いています。
ノートに書いていた「間違えた原因」と「正解の根拠」は、AIに書かせることができます。ポイントは、正解だけでなく自分が選んだ答えも一緒に渡すことです。そうすると、解説が「自分がどこで考え違いをしたか」に絞られます。
TOEIC Part5の問題です。私は( )を選びましたが、正解は( )でした。
次の3つに答えてください。
1. 正解の根拠を、文法用語を使って2〜3文で説明してください。
2. 私が選んだ答えを選んだ理由として考えられる誤解を指摘してください。
3. 同じ文法ポイントを問う問題を、TOEICの形式で2問作ってください。答えと解説は最後にまとめてください。
問題文:
(ここに問題文と選択肢を貼る)
「文法用語を使って」と指定するのは、説明を短くするためです。「名詞を修飾するのは形容詞」のように用語で言えると、次に同じ形の問題を見たとき3秒で判断できるようになります。
公式問題集の問題文を貼るのは、自分の学習に使う範囲にとどめてください。
Part5らしい問題を自作して試しました(Claudeで実行)。問題は「The marketing team conducted a —–– analysis of customer feedback.」、選択肢は(A)thorough(B)thoroughly(C)thoroughness(D)more thoroughly です。(B)を選んで間違えた、という設定にしました。
返ってきた説明の要点は次のとおりです。
2問目の類題は、空所の後ろが名詞ではなく動詞の過去分詞なので、答えが副詞になります。同じ品詞の問題でも、空所の前後で答えが変わることを確かめられる組み合わせになっていました。
1問ずつ解説させるだけでは、自分の弱点の傾向が見えにくくなります。週に1回、その週に間違えた問題をまとめてAIに渡し、文法の項目ごとに分類させます。
次は、私がこの1週間でTOEIC Part5で間違えた問題です。
1. 間違いを文法の項目(品詞、時制、前置詞と接続詞、関係詞など)ごとに分類し、項目ごとの件数を表にしてください。
2. 件数が多く、直すと点数への影響が大きい項目を1つ選んでください。
3. その項目について、TOEICの形式で10問の練習問題を作ってください。答えと解説は最後にまとめてください。
間違えた問題:
(ここに問題文、自分の答え、正解を並べる)
当時の自分も、途中で「Part5が遅い」とは気づけました。ただ、品詞なのか前置詞なのか、どの項目で落としているかまでは数えていませんでした。分類までAIに任せれば、次の1週間で何を復習するかがすぐ決まります。
AIに任せられるのは、解説と類題づくりまでです。3秒で答えを出す練習は、公式問題集を時間を測って解くことでしかできません。解説を読んで分かった気になっても、本番の時間の中で解けなければ点数にはなりません。
AIの解説が、問題集の解説と食い違うこともあります。そのときは問題集の解説を優先してください。AIはもっともらしい文で説明するので、間違っていても気づきにくいからです。文法書で確認する習慣をつけておくと安心です。